こんばんは、藤崎です。
…終わりました。
ホイッスルが鳴った瞬間、歓喜のWBLの選手たちを横目に、私たちは絶望のどん底に落とされていました。
1-2
これから変わることもないスコアを見て、そして私たちははっきりと悟りました。
優位に立っていた筈の第1ステージの優勝が、100%なくなったという「事実」に。
今日は勝たなければいけない戦いでした。
しかし藤堂さんを怪我で欠き、WBL守備陣には余裕も漂っていました。
序盤はとにかくサッカーをさせてもらえなかった、そんな感じでした。
そして前半の中頃に2点立て続けに取られてしまいます。
よりによって一番抑えなければいけない後藤さんに。
WBLは後藤さんを生かすために羽柴さんと井上さんが献身的に動いている、という印象を受けました。
そうすれば点が取れる、そして勝てる、という方程式を、WBLは確実に手にしていました。
そしてそれを巧みに作り上げて行く、それがWBLの強さだと悟りました。
うちの強さは?
藤堂さんの高さを生かしてのポストプレー。
それがうちの強さともいえたのではないかと思いました。
ということは、藤堂さんを怪我で欠いた今日のゲーム、負けるのは必然だった、ということも言えたかもしれませんでした。
でも私たちは必死に抵抗しました。
後半にとにかく責め立てて、そして相手のファウルで得たFKを私が直接決めました。
あの時は、とにかく胸のつかえがスーッと取れたような、そんな気分のいいシュートでした。
吉野さんが反応しきれないシュートを決められた、これはセットプレーの醍醐味に通じるものがあるかもしれませんね。
でも同じことを同じように出来たら、数分後にはそう感じました。
同じような位置からのセットプレー、蹴り方をちょっと失敗したのですが、それだけでもきちんと吉野さんは対応してしまいました。
そしてその後はうちの攻撃陣がWBL守備陣にいいようにあしらわれてしまいました。
そしてホイッスル。
4連勝で折角いい位置にいられたのに。
結局優勝しなければ、それでおしまいなんですね。
よく考えたら、私たちはどのゲームでも1点しか取れませんでした。
WBLみたいに、後藤さんが常に2点取れるだけの力はありませんでした。
これがうちとWBLの力の差だったのかもしれませんね。
次の第2ステージでは、絶対こんな悔しい思いはしたくありません。PR