こんばんは、麻生です。
今日はみんなでクラブハウスに戻ってストレッチをしながら談笑をしていました。
やはり首位に立っていると、みんなも表情がうれしそうですよね。
第1ステージの最初の頃もこんな感じだったんですけど、あの時は野咲監督がちょっと考え込んじゃって結局ステージをとることはできなかったんですけど、そのときの教訓が今はしっかりと生きているみたいです。
とにかく怪我人が出てもびくともしなくなった、というか、それだけ選手層が厚くなったということがいえると思うんです。また野咲監督が自信を持って指揮をしていることも大きいかな、と。
何しろ第1ステージの時には本当にビクビクしていましたから。
ところでここにくると優勝争いを意識しなくてはいけませんね。
みんなの話もその辺りに集中しています。
現在の順位は以下の通りとなっています。
1位 EWI 勝ち点20、得失点差3
2位 WBL 勝ち点19、得失点差3
3位 HAN 勝ち点18、得失点差3
4位 DMS 勝ち点17、得失点差3
5位のSCM、6位のFCHも一応優勝の可能性は残されていますけど、事実上優勝争いはこの4チームに絞られた、といってもいいらしいです。
そしてこの後の対戦相手ですけど。
EWI SCM→HAN→SSS
WBL DMS→SKU→HAN
HAN FCH→EWI→WBL
DMS WBL→FCH→SKU
「HANはきついですね」
藤崎さんがいいます。
「FCHだってまだ崖っぷちとはいえ優勝を望める位置にいるでしょうし、そのあとにうちとWBLの2強との対戦が残っているからね」
藤堂さんの言葉です。
「逆にいえば、そこでしっかりと勝ち抜けば文句なしの優勝候補最右翼!」
これは咲野さん。…キャラ違っていても気にしないでね(笑)
「…てかWBLに勝った時点でゲームは終わってHAN優勝、だろうね」
その後を桐屋さんが引き継ぎます。 …キャラ違っていt(ry
「そうならないようにしたいものですね」
橘さんが凛とした声で引き継ぎます。
「それにしてもDMSが来たのは意外だったな」
「そうですね」
「次のWBL戦にも勝ったらそれこそ大変なことになりますよ。あとはFCHとSKUという下位チームなんですから」
「それにしてもそのチームがスポンサーがなくて来シーズン消滅か、というのは不思議な気がするけどね」
「なんか横浜フリューゲルスのような雰囲気になっていますよね」
「だから要注意だよね。といっても直接対決できないからどうしようもないけど」
「それが痛いよね」
「ところで王者WBLはどうなんだろう?」
「優勝争いでガチガチになってくれれば面白いけど」
「それはないでしょう、あれだけ優勝争いを経験しているチームだから。北見監督も歴戦の策士だし」
「そうだよね、あそこは北見監督のハーレムチームだもんね」
「それを言ったら、HANだって主人監督のハーレムチームじゃない!」
「はぁ… うちのチームって何で男っ気がないんだろう?」
「いるじゃない、ユウ君」
「ユウ君? お子ちゃまじゃない?」
「そうでもないよ、この前の別府のとき、さゆりと若菜が出させちゃったんだよね、ピュッて」
はぁ、なんだか話が脱線してきました…
「まあとにかく戦術とかは野咲監督が指示してくれるし、監督も第1ステージのときと違ってしっかりとしているから、私たちは監督を信じで頑張るだけ、いい?」
私が締めると、みんなもやっと真剣な表情になって、
「はいっ!」
と応えてくれました。
どうやらあと3試合、みんなも真剣に頑張ってくれそうですね。PR